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第2回 教えて!ファミクリ先生!『サウナの正しい入り方』

かてgん

前回、横浜FC・山根選手からのご質問に引き続き、

今回の「教えて!ファミクリ先生!」は、ニッパツ横浜FCシーガルズ・南條里緒選手からのご質問です。

南條選手ご自身もサウナ愛用者であり、またサポーターの方々にも『サウナー』が多いとのことで、今回も頑張って回答させていただきます!

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まず始めに、サウナの基本的な入り方は、

 

1.サウナ室に入る

2.水風呂に浸かる

3.外気浴(休憩)をする

 

という3ステップに分けられます。まず、この順番通りに行いましょう。

それによって、交感神経と副交感神経を交互に刺激し、いわゆる「ととのう」状態に持っていきます。

サウナは、正しく入ることで様々な健康効果が期待されています。睡眠の質を向上させるといった効果から、うつ病発症リスクを78%減少させたり、心筋梗塞発症リスクを52%減少させるといった報告もあります。

それでは、サウナ利用の各ステップについて、重要ポイントを挙げていきましょう。

 

サウナ室

サウナ室には主にドライサウナとウェットサウナの2タイプがありますが、ウェットサウナの方が深部体温が上がりやすいことがわかっています。

サウナ室ではできるだけ体の高低差をなくし、全身を均等に温めることが重要です。「あぐら」または「体育座り」が安全でかつ効果的な座り方と言えるでしょう。

サウナ室を出るタイミングは「軽い運動をした時の心拍数」を目安にしましょう。心拍数を測ることで交感神経の状態を推し量ることができ、安全にかつ効果的に入ることができます。前もって、軽い運動をした時の自分のおおまかな脈拍を知っておくと良いでしょう。

 

水風呂

水風呂は16度から18度が最適です。万が一水風呂が冷たすぎる場合には手足を出す、ぬるすぎる場合には冷たい炭酸水を飲むなどし、工夫すると良いでしょう。

また、息を吐きながら「気持ちいい〜」と声に出すと効果的です。息を吐くことで副交感神経を活性化させ、ポジティブな発言をすることで心臓血管系の反応を早めることができます。

入る長さの目安は約1分で、サウナ室内同様、心拍が平常に戻ったら出ると良いでしょう。その時に喉や機動がスースーしてきた、というのも目安になります。

 

外気浴(休憩)

外気浴では椅子に座り5から10分休むと良いでしょう。自分が最も気持ちいと感じる体制、条件で休むことでととのいやすくなります。

ここで「ととのう」と「ぼんやり」してくる、は違うので注意しましょう。ぼんやりして意識が遠のきそう、これは「ととのう」ではなく、熱失神で熱中症の寸前の状態です。そんな時はすぐに水分補給をし、休んでください。他にも二酸化炭素中毒によってくらくらしたり、脳の血流不足によってくらくらしたり、なども「ととのう」とは違うので、そのような症状が出た場合はすぐに休憩を取るようにしてください。

 

!!注意点!!

飲酒後(二日酔いを含む)、満腹時、風邪を引いている時、など体調が万全でない場合にはサウナの利用を控えましょう。

また、サウナ後、直接顔面に冷たい水をかけないように!

自律神経が過剰に反応し、意識消失につながることがあります。冷水を浴びる際には足、から段々心臓に近い場所へ水をかけていきましょう。

 

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 南條選手、お答えになっておりますでしょうか?

 身体・心のメンテナンスのために上手にサウナを活用し、より一層のご活躍をされることを、ニッパツ横浜FCシーガルズサポーターの一員としてお祈りしております。

 南條選手、これからも頑張ってください!!!

 
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