予防接種

当院の予防接種について

当院の予防接種について当院では、主に成人(中学生以上)を対象とした下記の予防接種を受けていただけます。
予防接種につきましては完全予約制としておりますので、
事前にお電話045-744-5345いただくようお願い致します。
予防接種には、自治体からの助成が適応される公費接種と、自己負担による自費接種がございます。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

インフルエンザワクチン

2022年度のインフルエンザ予防接種接種につきましては、下記の内容をご理解のうえ、ご予約下さいますようお願い致します。

横浜市『インフルエンザワクチン予防接種について』はこちら

接種対象

成人
(13歳以上)
0.5 ml
1回接種
小児
(3歳~13歳未満)
0.5 ml
2回接種
(2~4週空ける)
小児
(6か月~3歳未満) 
※御予約をお受けしておりません。申し訳ございません。

予約開始および接種期間

ホームページ『お知らせ』欄に随時情報を掲載致しますので、御確認下さい。

肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因として重要なものが肺炎球菌です。市中肺炎の約3割を占め、重症例もしばしばみられます。治療としては抗菌薬投与となりますが、とくに高齢者や基礎疾患をお持ちの方においては予防の重要性が指摘されています。
肺炎球菌には90種類の型があり、ワクチン(ニューモバックス®NP)によってそのうち23の型に対する免疫効果が期待できます。ワクチン接種後2~3週間で効果が得られ、5年程度持続します。副作用には発熱(1~5%)、接種部位の発赤などがありますがほとんどが軽微なものです。
また、公費対象とはなりませんが、13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー®)の接種も可能です。事前の御用意が必要ですので、ご希望の方はクリニックまでお電話下さい。
横浜市では、成人用肺炎球菌ワクチン予防接種事業をおこなっております。
対象となる方や、事業内容については下記URLにて御確認下さい。

横浜市成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の詳細はこちら

接種の時期

1年を通していつ接種されても構いません。インフルエンザワクチンも併せて接種するとより効果的に肺炎を予防できます。同時に接種することも可能ですが、一般的には1週間くらい空けることが多いようです。

ワクチン接種の手続き

接種を御希望の方はまずお電話045-744-5345にて予約をお取りください。
予約日時に御来院いただき、予診票に必要事項を記載のうえ、医師が接種可能と判断致しましたら、ワクチン接種となります。

公費

肺炎球菌ワクチン予防接種
事業の対象者の方
3,000円

※接種費用の免除対象者の方は無料で接種が受けられます。
上記ホームページ、または横浜市予防接種コールセンター(045-330-8561)にお問い合わせください。

 自費

2回目以降の接種など公費助成対象外の方は自費となります。初再診料等はかかりません。

麻しん・風しん2種混合(MR)

麻しん・風しん2種混合(MR)はしか(風疹)、風しんを予防するワクチンです。このワクチンの接種により、麻しん、風しんに対する抗体ができ、かかりにくくなります。成人がかかると重症化しやすく、特に妊娠初期の妊婦が風しんにかかると赤ちゃんが先天性風疹症候群という疾患を持って生まれるリスクがある為、成人にも接種を推奨されています。

接種対象

標準スケジュールでは、生後12か月~24か月未満に第1期を、5歳~7歳未満で第2期を接種しますが、この無料で受けられる期間に接種できなかった場合には、自費での接種となります。
また、成人の方でも、MRワクチン接種歴がないまたは1回のみの場合や、風疹HI抗体が陰性(32倍未満/HI法)の場合にはMRワクチン接種が推奨されています。
ただし、妊娠中の方、妊娠している可能性がある方は予防接種を受けられません。風疹を含むワクチン接種後は少なくとも2か月の避妊が必要です。

麻疹・風疹の詳しい情報についての詳細はこちら

◎当クリニックは10月9日現在、協力医療機関登録申請中のため助成をお受け頂くことができません。登録され次第、ホームページ等でお知らせいたします。

二種混合(D:ジフテリア T:破傷風)・破傷風トキソイド

わが国では、破傷風(T)+百日咳(aP)+ジフテリア(D)+ポリオ(IPV)の4種混合(DTaP-IPV)ワクチンとして定期予防接種があります。第1期初回接種として、生後3か月~12か月の間に3~8週間隔で合計3回接種し、さらに初回接種終了の12~18か月後に第1期追加接種として1回接種します。第2回接種として、標準的には2種混合ワクチン(DT: ジフテリア+破傷風)を11歳中に1回接種します。
当クリニックでは、第2回接種(第2期)を定期接種として受けていただけます。

最終接種後10~15年後に、破傷風トキソイドの1回接種を追加することで追加免疫として免疫を維持することができますが、これは定期予防接種ではなく任意接種となります。

横浜市でも破傷風に関する情報をホームページに掲載しておりますので、御確認下さい。

破傷風についての詳細はこちら

A型肝炎ワクチン

A型肝炎ウィルスは、発展途上国をはじめ世界的に散発的な流行が見られます。2012~2013年の北欧における冷凍イチゴに関連した集団感染や、2016年にはハワイでも集団感染がみられています。経口および糞口感染する感染症はたとえ短期間の滞在であっても感染する可能性があり、また発展途上国のみならず先進国へ渡航する際にもA型肝炎感染予防(水・氷は飲まない、カットフルーツは食べない、野菜や魚介類は過熱する、屋台などでの飲食は避けるなど)を心掛ける必要があります。
A型肝炎の流行国に渡航する際や、慢性肝障害の基礎疾患をお持ちの方、高齢者の方には、A型肝炎ワクチンの予防接種が推奨されています。
当クリニックでは国産ワクチンであるエイムゲン®を扱っております。
海外渡航される場合には、出発日の1~2か月前に初回接種、その後2~4週で2回目を接種し、初回接種から6か月~1年後に3回目を接種します。その後は3~5年後に追加接種可能です。

B型肝炎ワクチン

WHOおよびCDCは安全性が高く効果があるとして、B型肝炎ワクチンの予防接種を18歳までの子ども全員に推奨しています。わが国では、平成28年4月1日以降の出生児において、1歳になる前に計3回の定期予防接種がなされています。
成人においても、仕事やライフスタイル、生活環境などの要因によって感染リスクが高い方には予防接種が推奨されています(救急隊員や医師・看護師、研究者など血液検体に接触する可能性がある方、人工透析治療を受けていらっしゃる方、1992年以前に輸血を受けられた方など)。
B型肝炎ワクチンは合計3回の接種が必要です。初回接種から4週間後に2回目、初回接種から6カ月後に3回目を接種します。ワクチンによる抗体産生の程度には個人差があり、3回目を接種後1カ月以降に血液による抗体検査※1を行い、B型肝炎抗体がついているかを確認できます。もし陰性の場合にはさらに1シリーズ(3回)の追加接種を行うこともありますが、米国では追加接種の必要性はないとされているなど見解の相違もあるようです。2シリーズ接種しても陰性の場合には、ワクチン不応者としてさらなる追加は行いません。
なお、当クリニックでは1歳未満の乳児を対象とした定期予防接種としてのB型肝炎ワクチン予防接種は実施しておりませんので、ご注意ください。

※1 HBs抗体精密(CLEIA法):昭和メディカルサイエンスへの委託検査となります。費用は税込み1,500円(自費・採血手技料等含む)となります。


予防接種 費用一覧

※スクロールで全体を表示します。

ワクチンの種類 自費接種(円/回 税込) 公費接種(円/回 税込)
インフルエンザ(成人) 3,300 2,300
インフルエンザ(小児) 2,200
肺炎球菌(ニューモバックス) 7,700 3,000
 肺炎球菌(プレベナー) 9,800
麻しん・風しん混合(MR) 9,300
二種混合(DT) 3,000 無料(第2期のみ対応)
破傷風トキソイド 1,500
A型肝炎 6,600
B型肝炎 5,500
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