新生児外来

新生児外来とは

ミルクを飲む新生児ご出産された病院・クリニックへ通院するのが難しい方や、通院時間がかかってしまう方、新型コロナウィルス感染症の流行によって母親学級に通えなくなっている方に向けた外来です。当院の院長は小児科専門医で、多くの新生児の診察に携わってきた経験があります。

実施する内容

黄疸の検査

黄疸とは、赤ちゃんの皮膚が黄色くなる(黄桃のような色になります)状態のことで、産まれたばかりの赤ちゃんによく見られる症状です。多くの赤ちゃんに黄疸が見られることは生理的な現象のため、大きな問題にはなりませんが、中には治療が必要になるケースもあります。 当院では、黄疸の検査(ビリルビンの測定)ができる黄疸計を使って検査を行っており、血液を採取する採血検査は行っておりません。 赤ちゃんの黄疸がご心配の方は、ぜひ当院へ受診してください。検査結果を踏まえて予防方法や、必要な治療などをご説明いたします。

体重増加不良

赤ちゃんの体調の中でも特に、体重増加不良が心配になる方はいらっしゃるかと思います。個人によって異なりますが、一般的に赤ちゃんが生まれてから生後3ヶ月までの間は、1日に30~35gの体重増加がみられます。赤ちゃんの体重増加に問題がないか、母乳やミルクの量は十分なのかお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 当院では、赤ちゃんの体重を安全に測定できるよう、ネオテーブル身長・体重計を導入しております。出産日をお聞きした後に体重測定を行い、日常の哺乳量を確認させていただいた後に、日常での改善点をお伝えして参ります。

母乳相談・ミルクの相談

母乳・ミルクに関するお悩みに対応しております。 授乳方法をはじめ、母乳に関するお悩み、乳房のトラブル相談、赤ちゃんがミルクを飲まない、ミルクの量についてなど、どんな些細なお悩みでもお気軽にご相談ください。

栄養相談

赤ちゃんの栄養や離乳食の進め方などのご相談について、お答えして参ります。

乳児脂漏性湿疹

生後1~2ヶ月くらいの頃は肌がつるつるだった場合でも、ブツブツ・カサカサしてくることがあります。その場合、乳児脂漏性湿疹の可能性があります。 乳児脂漏性湿疹はスキンケアを継続することで自然と治る場合もありますが、症状がなかなか治らない場合や赤ちゃんが我慢できずに引っかいてしまう、症状が悪化してきた場合は、速やかに当院までご相談ください。

へそ肉芽腫がありませんか?

臍肉芽腫(さいにくげしゅ)とは、へその緒(臍帯)を切った後に赤い肉の塊ができ、皮膚がじゅくじゅくしたり、出血したりする状態のことです。外来で治療可能な病気ですので、当院へお越しください。

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